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SEがキャリアプランニングでスッキリして仕事に前向きになった話

システムエンジニア(SE)として数年間の経験を積み、すでに多くの技術や知識を身につけたが、想像していた業務内容やキャリアと現実とのギャップがある人も多いのではないでしょうか。

この記事では、筆者の体験談をもとに、SEが業務内容への理解が深まり、自分の向き不向きを再認識したタイミングでキャリアを再考する際の「メリット」や「きっかけ」、「考え方」を紹介します。

「このままで良いのか?」という気持ちを抱えモヤモヤしたSEの悩みをスッキリさせ、仕事に前向きになりましょう!

ふと立ち止まったとき、「もっと自分に向いている職種やキャリアがあるのでは?」「このまま今の会社で良いのだろうか?」って思うことあるよね

目次

キャリアを再検討するメリット

SEとして働くことを決めた際にもキャリアを検討した人も多いかもしれませんが、筆者が感じた少し働いてから再びキャリアを検討するメリットは以下のようなものがありました。

選択に迷わなくなる

あらかじめ自分なりのキャリアビジョンが明確になっていれば、選択肢の中から「今の自分にとってベストな道」を自信を持って選ぶことができ、チャンスを逃すこともなくなります。
キャリアの軸が定まることで、異動や転職などの判断もスムーズになり、チャンスを逃さずに行動できます。

日々の業務に前向きになれる

キャリアの方向性や目標が定まると、日々の業務一つひとつに意味を感じやすくなりました。「この業務は将来の○○につながる」と捉えられるようになり、モチベーションも向上します。

また、学ぶべきスキルや挑戦すべき分野が明確になり、成長速度も高まりました。
目の前のタスクに追われるのではなく、目標に向けて自らの成長を意識すると少しは仕事が楽しくなることを実感しました。

将来への不安を軽減できる

キャリアの方向性が不明確なときは、漠然とした焦りや不安を感じることが多々ありました。目の前の業務に追われるだけで、自分がどこに向かっているのかわからず、モチベーションも低下していました。

再検討を通じて将来のビジョンを明確にすることで、目標に向かって着実に前進しているという安心感が生まれ、日々の行動にも意味を見出せるようになります。
なんとなく感じていた不安や焦りが、明確な方向性を持つことで落ち着き、行動に自信が持てるようになります。

自分の強み・弱みを見直せる

学生の頃に自己分析をして自分の強みや弱みを把握したつもりではいたのですが、実際に働いてからもう一度キャリアを見直す中でその解像度を上げることができました。

忙しい日常業務の中では、自分が何に向いていて何にストレスを感じているのかを意識する機会は少ないですが、キャリアを見直すことで、自分がどのような業務にやりがいを感じるか、どんな環境で力を発揮しやすいかが見えてきました。

それにより、今後どのようなスキルを伸ばすべきか、どんな仕事に挑戦すべきかといった、戦略的な判断ができるようになります。これまでの経験を振り返る中で、自分が得意なことや苦手なことを言語化でき、より戦略的にキャリアを築けます。

キャリアを再検討するタイミング

キャリアを見直すきっかけは人それぞれですが、以下のような状態や出来事に心当たりがあるなら、それはキャリアを再考するタイミングかもしれません。

身につくスキルが将来に繋がるか不安を感じた

システムエンジニア(SE)でこのように悩みのある人は多いのではないでしょうか?
現在の仕事で習得しているスキルが、自分の将来に本当に役立つのか疑問を感じ始めたときに一度立ち止まって考えててみても良いかもしれません。

需要の変化が早いIT業界では、「身につくスキルがこのままでいいのか」と思うことは変化に対応しようとする前向きな気づきとも言えます。

日々の業務がルーチン化し、やりがいを感じられなくなってきた

仕事に慣れて刺激がなく、「何のためにこの仕事をしているのか」と感じ始めたら、それは自分の役割や目標を見直すサインかもしれません。[キャリアを再検討するメリット]で述べたように、キャリアを再検討することでモチベーションが向上することもあります。

今の職種や業務内容が向いていないと感じた

与えられた業務をこなす中で、「この仕事は自分には合っていないのでは?」と感じる瞬間があるかもしれません。
苦手意識が拭えなかったり、やりがいを感じづらかったりする場合、それは適性やキャリアを見直すサインです。

向いていない業務を続けることは、モチベーションの低下やストレスの蓄積にもつながります。
キャリアを再検討し、思い切った方向転換を考えることも重要です。

キャリアを決めるステップ

自分は以下のステップに沿ってキャリアの方向性を再検討しました。

1. 自己理解を深める

      実務をこなすうえで気づいた自分の得意なこと、苦手なこと、好きなこと、嫌いなことを洗い出しました。
      評価された経験や、失敗から学んだことなども整理しました。

      2. 理想の未来を描く

        「まずは5年後に自分はどんな働き方をしていたいか?」を考え直しました。
        働く場所、仕事内容、年収、プライベートとのバランスなど、具体的にイメージします。

        リモートワークや残業が多い期間を経験していたので、その際感じたことも非常に良い判断材料となりました。

        10年後もイメージしようとしましたが、それまでに価値観が変わっている可能性が高いと思ったのでまずは目先の5年後のみ意識しました。

        3. 情報を収集する

          自分の方向性がなんとなくでも決まったら、どのようなキャリアであれば理想を実現できるか情報収集しました。

          一番おすすめ方法は、理想のロールモデルとなる人に直接話を聞くことです。
          実際の業務内容やワークライフバランスなどのリアルな話を聞き、自分の理想とのズレがないかを確認できます。

          また、社内にいない場合は転職エージェントに意見を聞くこともおすすめです。筆者自身、転職エージェントの客観的な意見が非常に参考になりました。

          おわりに

          職種や専門分野、進むべき方向性が非常に多様なSEだからこそ、「自分に合ったキャリアはどれだろう」と迷う場面は少なくありません。

          しかし、選択肢が多いということは、それだけ自分の可能性を広げられるチャンスでもあります。だからこそキャリアを再検討することによるメリットは大きく、将来への安心感や日々の充実感を得る大きな鍵となります。

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